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看護師のいろんな働き場所を紹介!~ツアーナース編~ | 看護師の働き場所紹介!【6】

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しらいしゆみか
看護師歴10年以上、いくつかの病院や病院以外でも働いているしらいしです。 今回は旅行や合宿などに添乗するツアーナースの勤務をご紹介! この連載では、看護師のいろんな働き場所を紹介していきます~!

最近、求人広告などでも「旅行が好きな看護師におすすめ!」と、ツアーナースに関する文言をみかけることがあります。 名前だけでも聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。今回は私が実際にツアーナースとして働いたときのことをベースにお話します。

職場の特徴

ツアーナースとは、旅行や合宿などに添乗する看護師のことです。対象者は幼児から高齢者まで。 さまざまな添乗の種類があり、私が知っているところだけでも以下のようなものがあります。

  • 遠足、課外学習(日帰り)
  • 林間学校(小、中、高校生)
  • スキー合宿(小、中、高校生)
  • 臨海学校(小、中、高校生)
  • 修学旅行(小、中、高校生)
  • 集中講座、受験合宿(小、中、高校生)
  • 海外旅行(小学生~高齢者)
  • オリエンテーション合宿(高校生~社会人)
  • 慰安旅行(社会人~高齢者)

ツアーナースは常勤として勤務するわけではなく、旅行会社と契約しているケースや派遣会社に登録しているケースなどが一般的なようです。

看護師としての役割

大きな役割としては、参加者の健康管理です。 傷病者の対応はもちろん、事前に避けられることはないか推測しながら、行程がスムーズにいくように看護師としてフォローします。

たとえば、屋外活動の場合、症状が出た人の対応だけではなく、熱中症予防に日陰の確保や水分補給の促し、休憩時間をこまめにとることを進言するなどの動きも必要です。

添乗する団体がどこかによっても変わりますが、学校であれば担任の先生や校長先生、団体の代表者と旅行会社の担当者、宿泊先や行程先の責任者と逐一連絡を取りながら、参加者の安全を守る役割があります。

大変なこと、楽しいこと、やりがいなど

私がツアーナースをしていたころは、主に学校関係の添乗をしていました。 添乗によっては看護師一人体制であることが、大きな壁となることもあります。 医療者が一人ということは、病院のように緊急事態にてきぱきと対応してくれる人ばかりではないためです。 自分が率先して指示を出していかなければいけなかったり、一部判断をしなければならなかったりします。

また、全く同じ現場はないため、同じような年齢の対象者や行先であっても、気を付けることや対応はその都度、その環境ごとでアセスメントをして行わなければいけません。 こうしたアセスメント力や判断力を求められることは、とても大変であると痛感しました。

楽しいことややりがいは、無事に行程が終わったとき、参加者の笑顔がみえたときです。 早めに対処したことで大事にならなかったケースもたくさんあり、その場面で子ども自身や学校の先生、保護者から感謝されることは看護師としてのやりがいを再確認するときでもあります。

どうやったらなれるのか、どういう人が向いているか

ツアーナースをやってみて思うのは、誰でもできる仕事のようでそうではないということです。 仕事に就くこと自体は、旅行会社の求人や派遣会社に登録すれば、すぐに案件をもらうことができると思います。 最低条件として、「臨床経験3年以上」と出しているところもあるので、そこは注意が必要です。

実際に傷病者の対応ゼロという日もあります。 ですが、予防できることは事前に環境を整えておくことや、いざというときにスムーズに動けるよう準備すること、また病院外の初期対応の知識や技術が必要といえます。 「病院で〇年経験したから…」「〇〇科の経験があるから…」だけではなく、病院外の場所で看護師しかいない状況での対応だということを忘れずに、知識をアップデートしていかなければいけません。 上から言われた通りにするではなく、看護師として自分から行動を起こせる人が向いているのではないかと思います。

おわりに

ツアーナースという仕事はまだ不安定な面も多く、看護師の仕事として確立途中でもあると感じます。

救命処置や初期対応などの資格や研修などで知識や技術を補いながら、これからどのような変化をしていくのか楽しみな仕事です。

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