お疲れ様です。
毎日慣れない業務に、果てしない勉強に、先輩の圧力に、大変な思いをされているのでしょう。
先日息子と鉄道博物館に行きました。
そこで、電車の車輪が空転するという現象を体験してきました。
詳細は是非大宮の鉄道博物館に行って、空転の仕組みについて学んでほしいのですが、空転しやすい車輪を回していると、どんなに全力で回しても、そのエネルギーが全く伝わらず実際の回転に繋がらない、というものです。
つまり、有栖さんは今、その車輪のように空転しやすく、でも間違いなく全力投球なんです。
社会人一年目なんて、そんなもんですよ。
この業界に限らず、どこの世界でもみんな始めは全力が100%エネルギーに変わらないもんです。
それを補うために、空転を防ぐ滑り止めの砂のように、先輩たちがいるんです。
そのうちコツを掴んで自力で100%をエネルギーに変えられるようになります。
今はまだ、怒られても、次どうしたらいいのかまで繋がってないんだと思います。
そんな時は、参考書を振り返るのはもちろんですが、怒られたことや、その時の気持ちをノートに(私はデスノートと呼んでいますが)書き留めて、数ヶ月から数年後に振り返ってみてください。
今わからなかったことでも、少し時間をおくと、こう言うことだったんだ、とわかることもあります。
看護師に向いてるか向いていないかは、自分で決めることではありません。
ましてや先輩や上司でも医者でもありません。
あなたの目の前にいる、患者さんや利用者さんたちです。
部署にいらない存在の人になっちゃうかも、という不安を、少しずつでいいので克服して、自分にとってこの場所が、看護師という職業が必要だからここにいるんだと思えるように、気持ちを方向転換できるといいですね。
応援してます。
頑張って!